THEATER公演

『その人、女優?』

中島淳彦
演出
中島淳彦
出演
あめくみちこ・山本ふじこ・市瀬理都子・奈良﨑まどか・羽賀蓉子・佐渡稔・石井愃一・市川勇・山口良一・たかはし等・まいど豊・玉垣光彦
公演日程
2009年10月3日(土)~10月12日(月・祝)
会場
テアトルBONBON 〒164-0001中野区中野3-22-8 
料金
4,000円/当日4,200円 全席指定
問合
東京ヴォードヴィルショー 03-3227-8371 WEB/イープラス
3(土)4(日)5(月)6(火)7(水)8(木)9(金)10(土)11(日)12(月)
14時
19時

STORY

時は昭和の終わり頃…。
片桐沙代子は、一瞬の間だけ人気女優だった。
お昼のメロドラマでヒロインを演じていた時が人気のピークで、以後テレビドラマや舞台に出演はしていたものの、人の記憶に残るほどでなし。後輩女優・天野千里と立場は逆転しつつある。

その上、夫である脚本家・橋岡との結婚生活も、橋岡の女遊びが理由で破綻。
さらにさらに、元夫の最新作・東京コズモホールのこけら落し作品の主演女優は天野に決定していた。しつこいマスコミから逃れるべく沙代子が付き人・大石とたどり着いたのは、九州の田舎町にある古ぼけた連れ込み旅館…。

売れない男優・坂井出の実家を頼ったこの逃亡は、しかし到着直後からトラブルが続く。一方東京では、橋岡が頭を抱えていた。書き上げたばかりの舞台脚本が消えたのだ。

女と男、妻と夫、そして女優と女優の闘いが、いま可笑しくも情けなく始まる!


[初演(2004年)アンケートより]

★さんざん笑わせておいて最後、ホッとさせるのはまさにヴォードヴィルの真骨頂だと思います。(男性)

★人情あり、笑いあり、ちょっぴりスリルあり男と女の深いもち味が出されていた。(50代女性)

★特別な勇気ではなく、自然に自分の中に入ってくる何かを感じました。(20代女性)

★ヴォードヴィルのテイストを残しながら、今までにない面白いヴォードヴィルでした。(男性)

★芝居を通り越して日常生活にあるシーンをひとつひとう切りとってあるようなシーンばかり出くわしたような気がする。自分の人生とまではいかなくても日頃よく考えていることに折り重なったセリフに出会えたとき、明日からの生活を見直すことができたような気がする。(30代男性)